第1788回

香川用水20%カット・早明浦ダムの貯水量減で

高知県の早明浦ダムの貯水率低下を受けて、吉野川水系水利用連絡協議会は、本日午前9時から、香川用水への供給量を20%削減する一次取水制限に入りました。前回の渇水で、貯水率ゼロの経験をした2005年以来、ほぼ2年ぶりの取水制限です。また取水制限が5月からというハイペースは、早明浦ダムからの給水が始まって、初めてのことです。2年前よりさらに悪いペースで渇水が近づいていることは、間違いのないことのようです。

23日午後8時現在の早明浦ダムの貯水率は、60.8%(平均値97.1%)になっています。05年の渇水時の一時制限入りは、6月15日で、ますます水不足が恒久化しているように思います。

早明浦ダムは四国のほぼ中央に位置し、四国山脈を水系として、水をたたえています。過去にここの源へ行ったことがあります。山深いところに早明浦ダムはあるのです。ここから北の池田ダム(吉野川)へ水を移し、そこから香川県の西南端にはじまる香川用水へと続くのです。

四国三県が協力して、香川県下への安定給水態勢をとっているわけですが、これだけ頻繁に渇水状態が続けば、さらなる水源の確保は難しく、節水を徹底するしか解決策は考えられませんね。

とは言え、今からの渇水に節水でその難を逃れられることは難しいと思います。最後の手段は、「雨」まちですが、雨台風も無傷で「雨」だけを運んで来るとも思えず、悩ましい暑さがもうそこまで来ています。今年の夏は、暑そうです。

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