高松港サンポート高松岸壁係留中の護衛艦「さみだれ」艦上





戦後、国家再建と安全な海上交通の再開のため、昭和27年までの約6年間にわたり、主要航路・港湾等に敷設された約67,000個に及ぶ機雷の掃海が、臨時編成の航路啓開隊によって行われました。
この間、掃海任務遂行中に79名の隊員が殉職したことから、当時の兵庫県知事、香川県知事をはじめ、32の港を有する市の各市長が発起人となって、昭和27年に顕彰碑が建立され、追悼式が海の神様、「金刀比羅宮」にて執り行われました。
第一回追悼式は兵庫県知事が執行され、昭和51年からは海上自衛隊呉地方総監が後を受け、今年で56回を迎えることになりました。
つい一週間ほど前にも、香川県東かがわ市沖合で、自衛隊が不発弾の処理をしたという報道が記憶に新しいところです。この手の仕事は、誰も彼も自衛隊がやってくれるものと考えています。安心をしているのですね。
そして今年も掃海殉職者追悼行事参加のため、神戸・呉・下関から海上自衛隊掃海隊の艦艇が高松港に入港しています。
本日は係留中の護衛艦「さみだれ」に招かれ、生まれて初めて、艦艇食を頂きました。にぎり寿司から、焼き鳥まで本当に沢山の美味しいものに頂きましたが、やはり真打ちは、「海軍さんのカレーライス」でしょう。これにはもう、声が出ませんでした。
掃海艇あいしま艇長・村上公彦さんによれば、「呉は戦艦大和の隣りに退役潜水艦現物を展示して観光客がひっきりなしに来ている」そうで、国民の関心も、一部に散見される自衛隊アレルギーも、良い方向にベクトルが揃い始めました。
また昨日は、香川県防衛協会主催の「高松入港歓迎懇親会」が開催されました。私は会員ではありませんが、ご案内を頂き、13名の高官と親しく歓談させて頂きました。本日は其の答礼のようです。
今回の入港で、陸に上がった隊員数350名と言いますから、高松市長に成り代わり「ようこそ高松へ」と大歓迎です。昨年は偶然ある飲み屋さんで、この自衛官らと意気投合して、うれし涙を流したのを思い出しました。
呉の「黒くじら(退役潜水艦)」ほどではないとしても、あの「北朝鮮の不審船」を金比羅宮近くに移設していたら、香川観光の新しい拠点になっていただろうに残念ですね。