第1744回

晴耕雨読とはよく言ったものです

昨年の夏に母が倒れて、困ったものだと心配しましたが、各方面のご努力で、今月からは以前自分が耕していた「畑」にも、出かけていきます。一人ではとても無理だと注意しても、分かったと言って全然聞きません。「毎日が命日の覚悟で生きまいよ」と私が言うと、困ったような顔をしますが、毎日ついてもいられません。

今日はありがたいことに天候にも恵まれ、スケジュールも入ってなかったもので、「畑」へ耕耘機を使いに行きました。私が、「宇田さんから、耕耘機を頂いたからガソリンを持って来て」と言われて、もうかれこれ2年もなると思います。回りの田んぼ仲間にも、「お使い下さい」と言っても遠慮の固まりで、本日まで「見事な働き」を見ることが出来ませんでした。

そんな具合で私も今日まで一度も使ったことはなかったのですが、本日はダメもとで挑戦してみました。倉庫からでして見ると、まずオイルが入っていません。燃料全開にすると、ガソリンが漏れています。チョークを引いたままでないと、エンジンの回転数の調整が出来ません。そんなんやあんなんを何とか調整して、孤軍奮闘、初めての「耕耘機つかい」に汗をかきました。

大きな口を叩いて「不遜」ではありますが、母が倒れて以来、家事分担で実際家事をやってみますと、案外これが初挑戦でも面白いのです。魚も、釣って帰って女房に嫌な顔される前に自分でさばいて煮込む。すると食べるのが、以前よりもっともっといとおしくなります。骨の間の身まで食べています。これを経験すると、また釣るときに魚と対話が出来るのです。

今日の午前中、ほんの2時間足らずですが、悪戦苦闘して2列耕して、母は「良くできました」と褒めてくれましたが、この先どうするのか。本人は、「キュウリとなす。向こうはさつまいも」と言いますが、親孝行に毎週付き合うことは出来ない私ですが・・・・・・・。

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