核廃施設 高知県東洋町の応募受理
高レベル放射性廃棄物の最終処分地選定をめぐり、安芸郡東洋町が発送した文献調査の応募書が26日、原子力発電環境整備機構(原環機構・東京)に受理された。同機構が平成14年末に公募を始めて以降、応募書を受理するのは初めて。同機構は必要な作業を進め2―3週間後をめどに、国に対し文献調査の認可を申請する方針。
原環機構によると、応募書は速達で同日午後4時ごろに届き、記載に不備はなかった。応募書の「区域」の欄には「東洋町全域」と記入されており、同機構は「文献調査に向けた所定の手続きを行う」としている。
同機構は今後、活断層の有無など基本的な地質条件を調べた上で、理事会で文献調査への手続きを進めるかどうか協議。その後、経済産業相に対し、文献調査の場所などを明記した事業計画を申請し、最終的に経産相がそれを認可するかどうか判断する。
地元の反対運動などに伴う政治的な混乱について、同機構は「国に(事業計画を)申請するまでの手続きの中で、考慮する材料とはしない」と説明。地元の反対意見や運動に対しては「少しでも理解が得られるよう努める」としている
以上は地元高知新聞の1月27日の記事です。本日の新聞では、文献調査の認可が下りたと報道されていました。
東洋町は一昨日歩いたばかりです。国道沿いの店舗も閉鎖が目立ち、寂れた感じがしました。唯一活気を感じたのは、「生見サーフィンビーチ」の一角でした。それでも宿泊施設利用客よりも、マイカー利用で、車の脇で着替えをして、サーフボードを乾燥させている風景が残っています。
東洋町の町長が周辺町市や高知県の反対をおして応募したのには、それなりの理由があると思います。迷惑施設を受け入れざるを得ない理由もあるのでしょう。それにもまして国内の、各原発の金属疲労が心配です。もう20年間、使用に耐えられない原発も数多くあります。検査データー偽造も開いた口がふさがらない。しかし、批判ばかりではこの先やっていけない。人類の英知を結集した創意工夫で、原発問題は前進するしか通る道は残されていないように思います。