74歳は私が必ず通る将来の路
本日管理部の女性から、「(賃貸契約)更新のための資料が送られてきたけど、どうしたものか」と相談がありました。普通こういう場合は、社長が確認に行くようにと言う無言の示威です。
この74歳の入居者は、前職の勤務先が賃借人となって契約した建物に入居しています。すでに彼は、ここを退職していることから、本来の契約の継続は出来ません。しかし、彼にも住まいは必要です。高齢者一人住まいは、この業界人にあっては悩ましい問題です。もしものことも当然考えます。ここで事故があれば、次に賃貸する価格は、間違いなく半減します。法的にも、ことがあったと告知しなければならないのです。
過日東京の、インターネットカフェと漫画喫茶へ行きました。若者を中心に、両手にカバンを携えた定住者がいるようです。この若者より、先の74歳人生の先輩は、矍鑠(かくしゃく)としています。
私はこの先輩に、「賃料は払えますか」、「生活していけますか」と問いかけ、年金で賄えることの確認をして、「万一の場合には・・・」と言って私の携帯電話番号を書いた名刺を渡して失礼しました。
さすがに私も経営的リスクは否定しません。オーナーへも相談しました。しかし、私がこの74歳の先輩の安住権を確保できる立場であるならば、私はこの先輩にここに住んで頂きたい。なぜなら、これは明日のわが身の現実かもしれないのです。その時に、興味津々のやんちゃ経営者を、私も捜していることでしょうから。