第8662回

高松空港が国が指定する特定利用空港にほぼ決定

高松空港という活字に、私はついつい反応してしまう。先に濃霧でも、着陸することが出来る『カテゴリーⅢ』への予算化がほぼ決まったというネタを小欄で紹介した。私はいつかは『特定利用空港』に指定されるのではないかと、ある意味期待して見ていた。県内では高松港が24年4月、国が県の同意を得て『特定利用港湾』に指定されている。災害対策面から見れば、港湾も空港も一体的な存在だ。

高松空港は国管理で、県が指定の賛否を表明することはできない。特定利用空港は、有事の際に自衛隊や海上保安庁などの使用を想定し、平時から計画的な訓練を実施する。指定に合わせ、滑走路や駐機場などの必要な整備を国が実施する。既存の整備事業も促進する。つまりカテゴリーⅢへの道も、整備完了まで短縮され、プラスの予算化もあり得る。高松空港は高台にあり、地震後の津波対策としては、海沿いにある近県の空港と比べて、がぜん貢献度が高い。

南海地震が想定される昨今、離島に多くの航路を持つ高松港や、高台にある高松空港は災害復旧基地としての機能を備えている。加えて、香川県には瀬戸大橋もある。徳島から淡路に抜ける、高速高松道も有効だ。災害はあってはならぬことですが、対策として高松港湾・高松空港を中心として考案することは、最善の方策だと考えます。他方、空港への新規アクセス道路の整備も進んでいます。特定利用空港は全国に14空港、港湾は26港湾を国は指定している。

国は16日、香川県、高松市、綾川町に対し、高松空港の指定方針を説明。香川県は民間の利用に配慮し、県民生活に影響が出ないようにする。県民や利用者の安全に万全を期し、事故があった場合には国の責任で対応することなどを申し入れた。正式には、2026年度予算成立後に開く関係閣僚会議で正式決定する。そうそう予算成立で、私が経験したある事案を紹介して終わりたい。

新年度予算案が、前年度末(令和8年3月末)までに国会を通過し成立しないと、4月から就職する国家公務員は、路頭に迷うことになります。賃貸アパート・マンションの入居も、出来ない状況に追い込まれることになります。予算成立は、日本国中の小さな現場にも、大きな影響力を持っているのです。

電話で相談 メールで相談