来春新卒採用面接
来年4月入社の、新入社員面接をしておりました。ところ変われば品変わると言ったら大変失礼になりますが、募集の媒体を変えたからでしょうか、私の考えていた新入社員像に異変がありました。これまでと出身大学は同じですが、質が良いのに驚きました。
何を持って質が良いのかというと、これまた明確な基準がありませんが、働くと言うことに関して彼女らの考え方にブレがありません。特にこの不動産業界は、世間の評価がまだまだ低く、本人らを説得して内定までは進んでも、その先に、親や親戚に相談した結果の「内定辞退」ということが多いのです。
私はこの世間評価を上げるために、30年間努力をしているつもりですが、いかんせん私一人の微力では、山は動きません。そのために宅建協会や、その他組織に働きかけて、みんなで世間相場を上げるようにしています。そんな一端を彼女らに話している時の私の体内のアドレナリンは、超高速で体内を巡っています。
本日は最終面接と言うことで、事前に常務が面接して合格者が来ています。その眼鏡にかなった女学生2人でした。いずれも優れた学生さんです。1人は岡山県からの、マリンライナー通学生です。賃貸斡旋業者の立場からすれば、香川大学の半数以上は岡山県からの学生さんです。その人らが電車通学となると、大学生向け賃貸市場は崩壊します。
以前から言われていたことに、4年制大学から2年制大学になってしまったと。つまり授業が多い1~2年制の2年間は、高松市内のアパートやマンションに入居して、3年4年になると電車通学するから、賃貸市場は半分にシュリンク(縮小)したと言われていました。それが今では、4年間自宅通学者の出現です。
弊社は香川大学から離れていることもあって、創業以来学生用賃貸物件の斡旋はしていませんが、これを中核業務としていた近隣の不動産業者さんは、大変な激変の中で業務を続けておられるわけです。また昨今は、生協が直接宅建免許を取得して学生さんへの斡旋をしています。
生活環境も、確実に悪くなっています。景気が悪いと言ったらそれまでですが、生活費の節減は当たり前のこととして捕まえています。市場が変わるという現実は、ここだけでもなくどこにでもあることにはなっていますが、「学生用賃貸物件市場」も例外ではありません。
またもう1人は高知県出身の女性です。彼女も不動産業に特化して、御尊父が建設業従事者でもあり、彼女の現在の住まいは、御尊父の会社の家族寮です。それもあって不動産業界に、アレルギーはないようです。一口に不動産業と言っても多岐に亘りますが、私どもの形態を「不動産賃貸仲介管理売買仲介コンサル業」と私は独自に名付けていますが、「街の不動産屋」の業務がこれだと考えています。
いま担当の常務取締役が、合宿研修で不在です。早めの結論を出してお知らせするのですが、双方の意志が合致することを願っています。そしてもう一つ、男子の顔が見えません。私の考える不動産業界は、男女の別なく働けるところですが、男子が駄目だとは考えていません。全員が都会へ行っているのかも知れませんが、地元志向の男子の面接もしてみたいものです。