第3867回

昭和28年2月1日はテレビ放送開始の日

ここ数日、「テレビ放送が始まって60年」というタイトルが躍っています。NHKのテレビ放送が60年前の今日、始まったと言われています。今となってはテレビが一家に数台ある時代になりましたが、最初の頃のテレビは、勿論わが家にもありませんでした。

商家だったもので、電話は早く引いていて、近所の人が借りに来ていました。自動車もありましたが、テレビなどの家電品は遅かったですね。隣の溝渕さん宅で、テレビを見せて貰っていました。溝渕さんちは大家族で、それに加えて近所のガキが大挙して来ていたわけですから、嫌だっただろうと今でも申し訳なく思っています。

それでも11年後の1964年昭和39年の東京オリンピックは、自分ちのテレビで「東洋の魔女」女子バレーボール決勝戦を見ていました。天皇陛下のご成婚が昭和34年で、この頃爆発的にテレビが売れたと聞いていますが、東京オリンピックの当時でもカラー放送はありましたが、確かわが家はまだ白黒画面でした。

それがいつしかカラー映像になり、ブラウン管から液晶画面に変わりました。その技術も、今は韓国に抜かれたと言われていますが、飛躍的に発展し価格が驚くべき早さで下落しています。良い物が半期ごとに安くなっています。これではSONYもパナソニックもシャープも大変です。

韓国のサムソン社は、アメリカが対日本対策のために育てた企業と聞いていますが、売れる物が良い商品だという考え方をしています。日本のシャープなどは物作りにこだわりすぎて、良い物だから必ず売れると高を括っています。物が余っている時代は、やはりマーケティング力が大切です。

それで次世代テレビは、「4K」と言われていますが、そんなにより鮮明な画面で女性を見て、仮に毛穴まで見えてもそれで感動しますかね。私はこの技術は、もうこのくらいで良いのではないかと思います。綺麗に見えれば良いという価値の時代は、もう終わったと思います。今のレベルで十分です。

ではテレビに何を求めるか。やはり通信端末として、インターネット常時接続でまず防災情報です。テレビの電源を入れたら安否確認が出来る。まず近辺の防災情報を見て、全国の警報や注意報を見る。放射線量のデーターも、中国からの大気汚染の主原因とみられる排ガスなどに含まれる微小粒子状物質「PM2・5」は、九州佐賀県内でも空気中濃度がやや高まっている。(佐賀新聞)

この次は全国・世界の天気予報ですか。これまでの一方的な情報の提供(番組)だけではなくて、欲しい情報の提供をリクエスト式に入手するツールとして成長するのも一つの方法かと思います。電話もこの中に入っていて、相手の顔を見ながら話しをすることになります。

これだと案外長電話がなくなるのではありませんか。インターネットを介しての通話だと、地球の裏側でも低料金ですが、見えることにより安心して電話は意外と短時間通話になる?

要するにテレビはこれまでもこれからも、お茶の間(リビングダイニング)の必需品として成長すると思います。しかしいつまでも、バラエティー馬鹿番組の番組制作費が安いからと言って跋扈しているようじゃ、見ている側の選択肢には入らないように思います。

ハード的には便利、そうですね年寄りにも録画がワンタッチとか、良いなと思った番組などは知人に贈って差し上げるとか。ソフト的には、ニュース専門やスポーツ専門、趣味専門放送。そうそう放送大学のような、アカデミックな情報も良いですね。

子供達へは、本を読んであげるのもいいかな。もちろんわれわれにも読んで貰いたいものです。東販や日販から広告料を集め、出版社からも集め、新刊であれば著者からも貰えるかも知れませんね。インターネットを介して本を読むのもあり、インターネットを介して音読を聞くのも良いじゃないですか。

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