第3129回

韓国戦に勝利したザックジャパン

日本中で、大歓声が沸き上がったことと拝察します。ご多分に漏れずわが家でも、親子観戦で、喜びが爆発です。スポーツバーの存在が、分かる気がしました。一人で見るより、勝利の喜びは、二乗倍になります。昔スペインのマドリードで、深夜過ぎてもサポーターが騒いでいたのを思い出します。

サッカーのアジア・カップはドーハで準決勝を行い、2大会ぶり4度目の優勝を目指す日本は、韓国と対戦し、2―2からのPK戦で勝って4度目の決勝に進みました。まさに薄氷を踏む勝利です。29日午後6時(日本時間30日午前0時)の決勝で、オーストラリアと戦うことになります。

日本は前半23分に、あれがペナルティーキックの反則かといぶかるようなPKで先行を許したのですが、同36分によく走った長友(明大OB)の左サイドの突破から、前田への流れるような絵に描いたパスが通り、キックを決めて同点。ザッキローニ監督の考えが実戦に出た場面のように思えました。

延長前半7分、本田が外したPK(これは日本贔屓だが、違和感が残るジャッジ?)を途中出場の細貝がフォローし一度は勝ち越したのでが、後半最後の最後に追い付かれました。韓国のこのあたりの接近戦は、必ずものにするという執念を感じました。

個人戦のフィジカルな面では、韓国選手が優れていて、日本はこれまでもそうであったように、韓国が優勢でしょう。ところが日本は、得意の団体戦で追いつきました。選手の成長も随所に感じて、世界に伍していける日本の力を力強く感じました。

PK戦では、キーパー川島のファインセーブで2人のキックを止め、川島守護神川島の大活躍で3―0の結果となり、PK戦を制して決勝進出を決めました。これで2007年の、前回大会の3位決定戦で、PK負けした雪辱を果たしたことになり、土壇場に弱いと言われる日本チームの汚名を払拭しました。何だかみなぎる勇気を貰いました。

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