第3030回

世界初のエターナルウォール工法煉瓦の家今度は定期借地権を使って

3年ほど前から「戸建て賃貸住宅」の建設に取り組んで、既に15棟が供給され、ほぼ満室の状況が続いています。予定通りではありますが、今の「空室増」の市場にあっては、実に画期的なことであります。

これまでも集合住宅に疑問を感じていた私は、なぜ集合住宅が次々と供給されるのかを、20年近く前から考えていました。大小の原因はありますが、一番多きな理由は、供給する側に都合が良いからでした。一度に大量の戸数が供給できて、それぞれの利益も大きいのです。

ところが市場は、貸し手市場から、借りて市場へ大きく様変わりをしました。そして築後20年超の、集合住宅の空室が発生するメカニズムが始まりました。このサイクルは、あたかも「デフレスパイラル」のように負の連鎖を続けています。

冒頭に書いたとおり、平成19年から「戸建て賃貸住宅」の建築を始めました。簡単に言えば、「借りたい家を紹介する仲介業に徹する」ためです。するとこれまでは、「借りたくない家」を紹介していたのかと言われますが、それほど極端ではなくても、大なり小なり、「ある(存在)物件を紹介」せざるを得なかったのは事実です。

それがここへ来て、世界初の乾式煉瓦施工法「エターナルウォール工法(アメリカ・EU・日本で特許取得)」を使った煉瓦の家の供給を、今度は分譲住宅で始めました。3年前は賃貸住宅として世に問うて、今度は分譲住宅として販売を試みています。

とはいうものの、この分譲住宅も先の賃貸住宅と仕様は全く同じで、要するに今年いっぱい有効な、「1500万円の無税贈与枠」を使って、子や孫へ買ってプレゼントしませんかというシナリオです。最悪は、来年の1000万円無税枠を使って販売を考えています。いずれにしても、民主党内が落ち着くまでの「超優遇策」を使わない手はないと考えています。

いずれにしてもわが社は、良いものを提供しますが、個別の趣味には対応できません。よってワンパターンの煉瓦の家ラ・ヴィーダを建設して、買主を捜す戦術に出ています。売りは35年間(「フラット35」という銀行融資を使います)、大規模修繕がいらないことです。そのための煉瓦施工です。

これに定期借地権(借地借家法第22条)を絡めています。同法ではその期間を50年以上と定めていますが、この春日町の開発現場の全9棟は、60年間の借地期間を予定しています。もちろん途中譲渡もできます。建物譲渡(借地権付)ですから、10年後の売買価格は、家賃分の減損ですから、3000万円の戸建て分譲住宅を10年後に売却した時は1500万円だったというような、現状にはならないと思います。

すでに2棟が建ちましたので、ネタがない時には、煉瓦の家ラ・ヴィーダの途中経過を掲載します。私も自己中ですね。すみません。

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