第2912回

高松市住滞納家賃徴収民間委託

高松市によると、市営住宅の家賃滞納者のうち、すでに退去して行方不明になるなど回収困難なケースについて、家賃回収を民間業者に委託することを決めたという。

諸般の事情から転居を繰り返して取り立てを逃れる悪質な滞納者が増えており、〈追跡〉という民間のノウハウを活用して効率化を図るというのです。

ではどのくらい滞納額があるかと言えば、2008年度決算額で約1.9億円で、5年連続で増える傾向にあるという。7名の職員が手分けして督促に訪れると、夜逃げ同然で引っ越した人が多く、空室になっているケースも散見されるとか。

そこで松山市など他市の先行事例で成功していることから、徴収可能と見られる06年4月以降の約3千万円の徴収作業(何で15%程度なの)を、債権回収業者や法律事務所などに委託することになったようです。

市としても、安いにもかかわらず〈逃げ得〉を決め込む輩には、絶対に許さないという姿勢を示して再犯防止の抑止力にしたいとの考え方でしょうね。市はすでにこの業者の募集を開始しており、具体的な徴収方法を記した企画書の提出を求め、過去の実績や個人情報保護の取り組みなどを審査して委託先を決定するそうです。

そして早ければ8月から実施して、報酬については回収額の3~4割を考えているようです。当然効果が上がれば、11年度以降の継続も、業者選定の誘い水にするようです。

これを行政の立場から考えると、成功報酬だからコスト削減効果期待大でしょうが、受ける民間業者側からすると、「移転先」などの個人情報を市が提供してくれるのかなどのパートナーシップがどこまで期待できるのかにかかっています。

私も今、滞納家賃督促で「脅迫」をしたという容疑で警察の事情聴取を受けています。別の日に行った社員も同席の大家さんも、容疑者です。普通、払わなければ「出て行け」と言いますよね。

先の市からの委託業者が、「脅迫」等の刑事罰で聴取されたらどうするのですかね。私は自分ところで手一杯ですから、「市住」の督促まで手が回りませんが〈逃げ得〉は許さないという姿勢は大歓迎です。

「泥はかぶらない公務員の逃げ腰」と書くと、またジャンヌダルク(女性であることは承知して)になるかも知れません。それでなくても物議を醸し出す私ですが、軋轢は生み出しても、真に正しい「業界の地位の向上」を願っています。

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