第2536回

名勝栗林公園の景観を守る地区計画案の承認

少し前になりますが、高松市都市計画審議会が8日、栗林公園北部エリア約6.5ヘクタールの範囲内で、高さ18メートルを超える建築物の新築を原則禁止する地区計画案を承認しました。

公園から見える高層建築を規制して、公園からの景観を守ろうと住民団体が提唱したもので、利権の見え隠れも感じますがここは素直に喜びたいと思います。

ただ住民から陳情があった公園北部の景観となれば、西側は紫雲山ですから守られていますが、東や南はどうなるのと念を押したい気持ちになります。公園からの景観を守るとなれば、陳情があるやなしにかかわらず包括的な地区計画が必要ではないかと、少し疑問が湧いてきます。

栗林公園北部のこの地域には、四国管区警察局や四国財務局などの建物があるのですが、いずれもサンポート高松の新庁舎への移転が決まっていて、その跡にマンションの建設が心配されるという背景があります。

通常の建築物であれば、高さ18メートルは6階建程度ということになりますが、確かに容積率や高さ制限によって分譲マンションなどの分譲面積、分譲戸数に違いが出てきます。

早い話、容積率が大きくて高さ制限も緩やかとなれば、土地も高く評価できるという訳です。このあたりは分譲マンションの場所としては、良いところです。私もマンション業者の競争入札かなと思いますが、高さ制限を皆にかけるならそれは景観を考慮して良いことだと思います。

本日の結論です。住みよい未来に、夢と誇りが持てるコンパクトシティー高松を標榜するなら、どこにもない地区計画でも必要であれば勇気を持ってやるべきです。栗林公園はわれわれの聖地です。ここから鉄筋コンクリート造の建物が見えるのは、正直興ざめです。すんだことは変わりません。変えることが出来るのは、未来と自分の考え行動だけです。

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