香川県立中央病院受精卵取り違えで謝罪
県立中央病院は、県下有数の日赤高松病院と肩を並べる中核病院の一つです。老朽化が激しくて、特に耐震性に問題があって、近々新築移転が決まっている病院です。それだけに、設備が悪いのだとは思いたくないし、61歳の男性医師の単なるミスと片づける訳にもいかない、実に複雑な出来事です。
久々の全国ニュースと喜んだのもつかの間、頭を下げる姿に県民(妻と私のたった2人ですが)の誇りはすぐさま消え去りました。昨日の中川財務大臣の選挙区がある、北海道民みたいなものです。
中央病院が不妊治療をしていたのは、そんなに聞こえてくるほどの数ではないと思います。特に秀でた技術が、中央病院にあるとも聞いていません。しかし今日の「不妊治療」での体外受精は、特別レアーなケースでもなさそうです。事実この医師も、これまで約1000例も経験しているというのですから。
それにしても不注意とは言え、高松市内の20代の若い夫婦を、地獄から天国そしてまた地獄へと、2000万円の損害賠償請求も出ていると聞きますが、子供の命が2000万円だとしたら安いし、もし無事生まれて来たとしたら、筆舌に尽くしがたい喜びをプレゼントすることになったのですね。
確かにミスはあってはならないことですが、その後に院長らスタッフは懸命にリカバリーに務めています。情報を開示し、ご夫婦が早めの中絶を選択したそうです。
これから事故再発防止策が検討されることになりますが、まず事故を二度とおこさない「ダブルチェック」体制を急いで貰いたいものです。私にも子供がいます。孫の顔も生きてるうちに見られるのであれば、それはみたいですよ。