第2372回

岡山理科大学専門学校の不思議な水で高級魚クエの養殖

香川県下で「ハマチ」養殖をはじめて、今年80年と言われています。28日の東京築地市場では、青森県大間産のクロマグロに1㎏あたり4万円の高値が付いたという報道もされています。一匹で400万円です。なかなか釣れないクロマグロの一匹ですが、流石に高級値です。

また標題にある岡山理科大では、アクアリウム学科研究チームが、真水に海水魚が生息できる環境機能を備えた「好適環境水」を使って、「幻の高級魚」とされるクエの養殖実験をはじめたと報道されています。

この研究チームは、平成18年にカリウムやナトリウムなどの成分を、河川水や地下水に加えた「好適環境水」を開発したことで話題になっているところです。

要するに魚の養殖は、80年前の香川でもそうでしたが「海」でやるものです。それをこの研究チームは、山村での海水魚の普及を考えています。これだと瀬戸内海特有の「赤潮」の被害も皆無だし、真水だと浸透圧(塩分濃度)調整がないので、その分成長する速度が速いというのです。

これまでにも、ヒラメやトラフグなどの高級魚を海水に比べて、約2倍の早さで成魚まで育てる淡水化養殖に成功している。非常に楽しみな研究が、対岸の岡山で進んでいます。

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