第8197回

令和6年度オイスカ四国研修センター研修生修了式

12月7日16時から標題の修了式が、綾川町の研修センターで、磯崎仁彦参議院議員、参議院議員三宅伸吾氏と衆議院3議員の秘書、香川県から西尾徹知事公室長、松岡里佳綾川選出県議、綾川町長前田武俊氏、綾川町議会議員・三好東曜さんら来賓をお迎えし開催されました。今年は6人の研修生を迎入れ、5人の修了となりました。誰も触れたがりませんが、ミャンマーからの研修生がこつ然といなくなっています。

今年の研修生の一人(26歳)は、研修を終えて帰国しても自分の居場所が無いという不安を抱えて、研修期間の半分が経過したある日突然失踪しました。研修生も動向は聞かされておらず、研修センターとしては警察や関係機関へ連絡し、彼の消息を心配しましたがいまだに行方不明と聞いています。重労働やいじめを疑いましたが、その類いは皆無のようです。貴重品やパスポートも自己管理です。

四国支部会員のわれわれは、彼らをお客様のように扱っていますが、彼らは帰国してこの研修センターで学んだことを実践したいと意気込んでいますが、お国の事情でそれが叶わない研修生もいます。日本人は私もそうですが、平和ぼけしています。政治から日常生活まで、平和を享受し、明日もまた陽が昇り変わらない24時間が保障されていると勘違いしています。

そういう自省を込めて研修生発表を、毎年楽しみにしています。10ヶ月間の研修で学んだことから、帰国して自分がやろうとしているプランの発表です。今日は代表して、マレーシアの『ジョエル アリソン ジュリウス(21歳)』さんが、『養鶏プラン』を聞かせてくれました。日本語でプロジェクターを駆使し、堂々と夢と実現の理念と数字を盛り込んだ計画です。

今現在ジョエルさんの村では、玉子の品揃えも価格も、住民の希望を満たしていないことから、ここで学んだ『平飼い養鶏』をふる里で取り組みたいとして、プランを組み立てています。1個28円の現行玉子販売を21円で自分は売ることが出来という計画で、村の大勢から喜ばれる『養鶏』をすると報告していました。私は25円で販売し、1個4円を次の投資計画に使うべきだと心の中で考えました。

みんなが喜んで買ってくれる上限を見極めることも、これからのジョエルさんに必要なことです。安すぎたら、喜ばれますが、長続きしません。継続は何よりも大切です。この21円の中には、20㎡の簡易養鶏場の建設(10年償却)からひよこの仕入れ、えさ代等々が一式組み込まれています。ほかの研修生も、同じようなアクションプランを考えています。日本語教育からスタートし、わずか10ヶ月で経営主にまで理論と実践を指導した『四国研修センター』の研修プログラムは、素晴らしいと自画自賛です。

四国支部会員の会費の半額が、招聘する研修生に使われます。アバウトですが、会員120人で一人の研修生をまかなえます。目標の1千人を達成すれば、8人のアクションプランを聞くことができるようになります。われわれに出来ることは、世界各地からの研修生に夢を持たせることです。私はそう信じて、『入会申込書』を持ち歩いています。

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