会長日記

第5072回

香川経済の活性化に向けて-データ面から見た地域の政策課題-

2016年5月池田塾例会は、日本銀行高松支店菱川功支店長の講演でした。当然と言えば当然ですが、実に分かりやすいデータ採用とその解説を拝聴しました。池田塾(池田清一郎主宰)には、歴代日銀高松支店長がスピーカーとして来ています。いずれも高松支店後は、出世街道を邁進中であります。

福井日銀総裁も、高松支店の支店長を歴任されています。さて日銀の県内経済の現状では、人手不足感は一段と顕著になっているとの報告です。昨年12月の全国全産業の雇用人員判断D.I(「過剰」-「不足」)は▲19%ですが、香川県は▲26%。今年3月も、全国全産業▲18%ですが、香川県全産業▲24%。

さらに日銀短観による「香川県の業況判断・雇用人員判断の推移」では、その最大の特徴が、「業況感と人手不足感のかい離」にあります。つまり業況判断が良いとなれば、人の採用をしようかと雇用人員判断が遅行して動くのですが、2014年前後か…

続きを読む

第5071回

ナインの勇姿西陣織に高松商高卒業生が寄贈

今年の第88回選抜高校野球大会で準優勝した高松商野球部の健闘を称えようと、卒業生で西陣織の研究に取り組む尾田美和子さん(43)=高松市屋島西町=が19日、高松商ナインの勇姿を西陣織で描いた「織画」を高松商へ寄贈した。

織画はセンバツ決勝の激闘を終え、準優勝旗を先頭にメダルを首に掛けた選手たちが甲子園を一周する姿を表現している。糸の色を通常の2倍の12色にしたほか、糸の本数も増やし、より繊細な仕上がりになっている。

織画の大きさは、横が73㎝、縦が51㎝で、京都市の職人に制作を依頼した。一人で持てないことはない大きさだが、四国新聞の20日の記事写真では、中筋政人校長先生と尾田美和子さんの2人が持って丁度いい構図になっている。

私も19日に偶然校長室でこれを拝見しましたが、少し離れてみると、カラー写真のように見えました。画材は、恐らく四国新聞社から提供されたものでしょう。その写真を実に精…

続きを読む

第5070回

アメイジングン・グレイス魂の夜明けby神渡良平

アメリカ合衆国第2国歌とも言われる、「アメイジングン・グレイス」は、1772年に作詞者ジョン・ニュートン司祭の努力と情熱で世に出されたものです。奴隷廃止を28年間叫び続けたジョン・ニュートン司祭の願いがこの歌に込められています。

そのジョン・ニュートン司祭の半生を綴ったこの本は、神渡良平氏が2016(平成28)年4月に第1版第1刷を世に出したものです。この取材を平成22年からはじめて、丸5年間、ロンドンや西アフリカへ行ってジョン・ニュートン司祭の足取りを克明に追っています。

徳川吉宗の亨保の改革が行われた1725年に、ジョン・ニュートンはロンドに産まれます。7歳で母親エリザベスと死別、父親は船長で、母親と死別したジョン・ニュートンは孤独を誤魔化すために悪さばかりしていました。そこで海軍に、強制徴募され大英帝国軍艦に乗ります。

21歳で、奴隷貿易に従事するようになります。23歳の頃船が…

続きを読む

第5069回

第1回東京定借事業研究会

5月18日12:30から、港区南青山のRoom375で、標題の研究会が予定参加者を上回り25名で開催された。主催者のプランニングオフィスRoom375代表取締役福島美邦子氏によれば、都市部では老朽化マンション・空き家等問題に保育所・介護施設不足が社会問題化している。

これら諸問題の緩和、解決に向けて定期借地を利用した不動産利用の高度化、流動化を促進していくことが問われている。そのための研究及び事業化のためのネットワークづくりや意見交換の活動拠点として、「東京定借事業研究会」の発足を福島美邦子氏がうたっている。

初回は親睦の意味を込めて、「定借ランチ」を食べながらの意見交換、自己紹介で参加者の腹も心も満たしたようです。また福島美邦子氏は、リフォームリノベーションを手がける際に、猫の飼育が出来る住環境に力点を置いて、「空前の猫ブームによる、ネコノミクス市場を創り出す考えもあるようです。

…

続きを読む

第5068回

全国定期借地借家権推進機構連合会理事会総会

5月17日東京駅八重洲口前・東京駅前ビルで、平成28年度総会とその前に理事会が開催されました。議案は、27年度決算と活動報告が、28年度予算と計画案が上程され、可決されました。役員改選もありましたが、塩見宙会長はじめ一部理事の交代はありましたが、ほぼ再任が承認されました。

理事会終了後は、各地定借機構から現況報告がありました。これまでは定期借地権の推進に力点が置かれていましたが、これからは定期借地権を前面に押し出して、「民泊」「シェアハウス」に活用できないかの議論がなされました。

連合会は、平成12年の定期借地権の誕生を契機にゆるやかに全国各地で誕生し、今日現在では北海道から沖縄まで16の機構と新規開設の鳥取県定期借地借家権推進機構が揃いました。

更に今年は、東京都北陸の機構が誕生する予定です。全国各地から成功事例も発表されて、益々定期借地借家権の出番が増えそうな時代背景が広がってい…

続きを読む

第5067回

香川県中小企業家同友会高松第6支部5月例会講師

早くから原稿を作り、準備していた同友会第6支部5月例会の発表の日でした。稲盛和夫塾長の教えに、「土俵の真ん中で相撲を取る」と言うのがあります、土俵際まで追い込まれて慌ててうっちゃりを掛けるなら、その前の土俵の真ん中でやらんかという意味です。

私はこれを、「十分な準備を早めにする」と考えて、それに務めています。これを意識するようになって、動きがスムーズになりまし何度も手直しをし、同じ発表をプレ発表会含めるともう2度も経験しました。

今日の舞台は、香川県中小企業家同友会高松第6支部ですが、私も過去には高松第4支部に籍を置いていました。初回納涼船の企画進行に始まり、文化厚生委員長(ソフトボール大会開催)や異業種交流委員長、退会前には共同求人委員長を8年間やり、支部長もその間に経験しました。

不動産の創業と同時に入会を許され、経営のいろはを学びました。経営指針・経営計画書は、まさにここで学び…

続きを読む

第5066回

沖縄返還から44年目の5月15日

沖縄は、まさに日本の宝だと思います。その沖縄が、アメリカから返還されたのが44年前の今日です。佐藤栄作元首相の、歴史に残る偉業だと思います。アメリカは、世論を背景にして常に政治をします。今も昔も、大統領選挙はある種のお祭りです。今年の11月は、「まさか」が起きるかもしれません。

アメリカの仮想敵国が中国だとすると、沖縄の基地はもはや機能しなくなったと言える。皮肉にも武器の性能が向上し、距離が近すぎるのです。最近では、オーストラリアがアメリカ基地の拡大に手を挙げている。オーストラリアも政権が代わり、中国と共同演習をしていながら良く言うものだ。

要するに外交とは、一方ではAという主張をしながらそれはBという結果を求めたりCという現象を期待したりする。ドナルド・ジョン・トランプ氏が言った言葉で、安倍晋三首相は「ずる賢い」という逸話があります。

安倍晋三首相は、ケネディ駐日アメリカ大使に飲み…

続きを読む

第5065回

オーナー様との謝恩会

高松国際ホテルで、弊社オーナー様と社員の謝恩会を開催しました。県外からの来高もあり、遠路ありがとうございました。書道パフォーマンスや総出のゲームやら、限られた2時間を楽しく過ごしました。

途中で正木一志支配人が、退職の挨拶で会場へ来られました。正木一志支配人は、高松葵LCのメンバーで、そのためかライオンズクラブの記念式典などは、ほとんどがここで開催されています。正木一志支配人の人柄によるところも、大きいと思います。

6月末で退職されて、サービス産業の起業と話していましたが、彼ならもう一つ大きな事をしてくれると期待しています。彼がいるから、ライオンズクラブのプロトコルなどルールを熟知しているのが、高松国際ホテルを正木一志支配人を使う理由でもあります。

それと対比するような出来事に、弊社社員が怒っていました。「オーナー謝恩会」と看板に書かれていましたが、総務は「松野不動産オーナー謝恩会」…

続きを読む

第5064回

舛添要一東京都知事の傍若無人ぶり

舛添要一東京都知事の、政治資金で私的出費があったという指摘に私は別に驚かないが、外遊にファーストクラスの飛行機に乗るとか、ホテルのスィートルームに宿泊するというのは、これは許しがたい傍若無人な行為で頭にきます。どうも東京という巨大都市の首長は、市井の庶民の感覚から随分かけ離れています。

私もそして多くの都民も、舛添要一東京都知事の誕生に期待するところが大きかったと思います。ところが就任間もない頃から神奈川県湯河原の別荘へ、年間48回でしたか公用車を使って往復しています。1年間は52週ですから、ほとんどの週末(金曜日の16時頃)に行っていることになります。

まず知事が公務出張以外に、その都道府県を離れることがあるのも常識からはずれています。何かあったら直ちに登庁できるように、知事公舎は都庁の近くにあると思います。公用車の中が知事室だという論理は、無理があるのではないですか。

東京都知事…

続きを読む

第5063回

こうしてみると四国新幹線とCLTはなくてはならない

朝からJR土讃線で、高知へ向かっています。1号車1Aに座りました。目の前に、単線の線路が続きます。JR四国は、高松と岡山間だけ電化がされています。つまりそれ以外の路線は、流石に煙を上げて走ってはいませんが、ディーゼルエンジンの機関車です。

この土讃線は、高松と高知を結んでいます。50年前の小学校の修学旅行は、蒸気機関車で行きました。確かに車両は変わりましたが、恐らく線路はメンテナンスはしていますが、基本的にはその当時の位置と同じところにあると思います。横に一般道が走っています。

過日、「四国の新幹線実現を目指して」の話しを聞いて以来、見るもの聞くものがまさに新幹線と結びつくのです。今日も、この左右にくねくねした線路を見ていると、とても複線など望むべくもなく、電化もないだろうなと思いました。その当時の技術ですから、トンネルも隧道程度のものです。

先の四国新幹線構想を聞くと、四国山脈はト…

続きを読む

電話で相談 メールで相談