就職氷河期世代の100万人への就職支援
これまで政府の就職支援策は、ことごとく失敗に終わり、ばらまき感だけが残った印象が強い。現在30代半ばから40代半ばの人たちは、他の世代に比べ国内外の厳しい経済情勢の影響で、不遇な労働状況に置かれたとみて、この世代だけを対象とした異例の対策を講じると日経新聞が報じている。
今度の支援の柱となるのは、成功報酬型の民間委託研修。専門知識やスキルを教える民間教育機関が、非正規雇用者に半年程度の訓練や職業実習をした場合、国から経費の一部として最大20万円を出す。さらに受講者が訓練などを始めてから8ヶ月以内に正規雇用の職に就き、半年間きちんと働けば追加で最大40万円を支給する。半年間で、何が分かる。せめて1年、石の上なら3年は様子見期間が必要だ。
加えて、短期資格取得コースも新設する。厚生労働省が民間の業界団体に委託し、希望者に1ヶ月程度の集中訓練をする。建設なら小型クレーンやフォークリフト。運輸…