会長日記

第2350回

大学を運営する学校法人が34億円損失 金融危機の影響

名古屋のとある学校法人が、資金運用が目的のデリバティブ(金融派生商品)取引で、最近の円高のために今月時点で34億円の損失を出していたことが6日分かったと報道されています。

この学園は2006年度から同取引を金融機関と契約し、今年9月以降の急激な円高を受けて、損失が膨らむ見通しとなり、今月に入り契約を解除して損失額が判明して34億円のマイナスが確定したそうです。

ただしこれまで16億円の収入を挙げていて、実損は8億円と釈明しているようですが、儲けた分は恐らく幾らか使っています。それは過去の遺産です。損失は今の損です。

同学園の07年度の収入は、授業料や補助金など併せて約210億円だと言っています。学校運営や学生の授業には影響がないと発表されていますが、一時的には困ることになると思います。

続く学校法人や公益法人が、これから年末や年度末までに幾つか出るのではと心配しています。

第2349回

罪名及び罰場 強盗致傷 刑法240条前段 模擬裁判でした

司法界は、裁判員制度導入とロースクールの改廃という課題に揺れ動いています。裁判員制度が日本に導入されるのは、もちろん初めてのことです。アメリカの陪審員制度に、専門家の裁判官を加えた、独特の制度が来年5月からいよいよ導入されます。最高裁判所からの郵便物が届いた人が、30万人近くいるそうです。

とは言いながら第1審だけで、それも刑事事件と限定されていることから、「行政事件」のような、正義の鉄拳を下すような溜飲の下がる判決は、ほど遠いようです。

本日は高松地方裁判所で、模擬裁判が開廷されました。「高松冬のまつり」の公式イベントの一つとして開催されています。閉廷後、17時からチャリティイルミネーション点灯式が、ここで予定されています。

公訴事実によれば、被告人は高松デパート3階貴金属売場において、その店のダイヤモンドの指輪1個(時価20万円相当)を右手の小指に入れたまま立ち去って、その指輪を…

続きを読む

第2348回

社団法人香川県宅地建物取引業協会総務部会

春の総会で、総務部長を拝命して7ヶ月が経過しました。思ってもいないポストでとまどいながら、どうにか先人が敷いて下さったレールの上を走っています。

本日は今年最後の部会が開催されて、県下15支部の総務部員さんが一堂に会して、真剣な議論を交わして、その後にご苦労さんの杯を交わしていました。

協会も、いま2つの大きな課題を背負って歩いています。一つは社団法人の改編です。日本中の社団法人と財団法人が、「一般法人」になるか「公益法人」になるかの選択を迫られています。何がどうなるのか、よく分からないまま、予想の範囲で行く末を模索しています。

宅建協会は、そもそもが会員のための組織ですから、公益性の高い講演会や講習会を開催してはいますが、究極を言うなら、「内に開かれた社団法人」であると言わざるを得ないと思います。選択決定の期限が迫っています。

もう一つの問題は、先の公益性にも関係しているのですが…

続きを読む

第2347回

真鍋タミノさん100歳の葬儀告別式

コトデン(高松琴平電気鉄道㈱)の真鍋康彦社長の、香川日産自動車の真鍋健彦会長の、香川女性代表の野田法子さんのご母堂様、真鍋タミノさんの葬儀告別式が公益社西館で執り行われました。

予想はしていましたが、大勢の参列者に驚きました。焼香者が続き真宗の読経が、終わりません。真鍋康彦社長の奥様、真鍋洋子さんも、サンクス東四国の社長さんです。全国規模の会社組織が3つと、野田法子さんは、私も知っている香川の顔女性版です。

享年100歳と聞くと、その幸せぶりが想像できます。次男の健彦さん宅で暮らしていたそうですが、お孫さんが医者となって最期を看取ったと言うから、大変な幸福者ですね。あやかりたいものです。ご冥福をお祈りします。

第2346回

盛和塾香川自主勉強会

冒頭に盛和塾25周年記念・第16回全国大会(7月16日横浜開催)の塾長講話のDVDを拝聴しました。私はこの時会場にいましたが、新鮮な感覚ではじめての話しのように見入りました。世間では、「単に物忘れがひどい中年」と言われそうですが、私は映画なども同じものを何回見ても飽きないのです。次のセリフも知っているのですが、新鮮な感覚で見ることが出来るのです。

稲盛和夫塾長は、「6つの精進」を説いています。

1. 誰にも負けない努力をする。

2. 謙虚にして驕らず。

3. 反省ある毎日を送る。

4. 生きていることに感謝する。

5. 善行・利他行を積む。

6. 感性的な悩みをしない。

この6つの精進は、ニューヨーク塾生のテーマソング、「ニューヨーク・ニューヨーク」の歌詞の中にも入っていました。古い塾生には、キャッチフレーズのようなものです。

そして「わが経営を語る」は、小豆島㈲井上誠耕…

続きを読む

第2345回

裁判官に任命されて

裁判員制度ではありません。裁判員に専任されたことも、ブログに書くことが出来ないのは承知しています。しかし幸か不幸か、私に「赤紙」と届きませんでした。

本日は、来る6日(土)に高松地方裁判所で開かれる、公開模擬裁判の裁判官役の任命式です。任命者は、「仕掛人」の馬場基尚弁護士です。6名の裁判官と、被告人の母役の橋本貴子さんが紹介されました。

もちろん裁判員制度へ移行する来年5月を意識してのことです。馬場基尚弁護士は、高松栗林ライオンズクラブの現職の会長です。第22回高松冬のまつりの関連イベントとして、チャリティ点灯式に併せた企画です。当日は裁判所見学会や、子どもサミットも同時開催です。

事件は、高松地裁刑事(わ)第555号強盗致傷事件で、被告人が馬場基尚会長、被害者が矢野恵美子幹事だそうです。詳細は聞いていませんが、容疑者が現職の弁護士ですから、「すべったこべった」としらを切り通すのだと…

続きを読む

第2344回

日本は侵略国家であったのか 田母神俊雄氏の論文を読んで

確か先月(11月)初め頃に、前・防衛省航空幕僚長 空将田母神俊雄氏が、「報道されない近現代史」出版記念懸賞論文に応募し、最優秀作品となった論文が世に出て、本人は定年退職、退職金自主返還に追い込まれたという事件がありました。

その論文を、全部読みました。なかなかの力作で、彼が現役の自衛官でなければ、「おとがめなし」の最優秀で、さもありなんと思います。しかし現職航空自衛隊最高幹部の考え方が活字になると、やはり問題になると思います。

しかし不思議なことに、正直な話し、ここに書かれていることが全て事実であれば(そうあってほしいと願っている私)、もうそろそろ日本の政府は、「正直な歴史観」を世に問う時になっているのではないでしょうか。

戦前の、大東亜圏における日本軍の侵略は、侵略などではなくて、これらの国に対する駐留は日米安保条約のもとで現在米軍が日本に駐留するのと同じだという、つまり当時の日本…

続きを読む

第2343回

明日から師走というのに自動車トラック大手12社非正規1万4千人削減

日本の12社の自動車・トラック製造業社が、世界中での生産を約190万台減産し、非正規従業員の削減数が1万4千人以上になるという共同通信社の発表です。

このところ経済危機的状況が続いています。不動産会社(主にマンション分譲業)の倒産や、新規採用取り消しとか、時代の最先端を突っ走るこの業界ですが、金融と相まって危機的状況が続いています。

ただ金融業界はおしなべて大手で、資金的にもしっかりしているのです。とは言いながら「取り付け騒ぎ」などが起きたらひとたまりもないのですが、まずそこまでの心配はなさそうです。

一方不動産業は、銀行融資に頼ったマンション建設という打ち出の小槌技が通じなくなって、万策尽きたという状態です。全国の優良建設会社が、首都圏で分譲マンションを建設販売していました。これが売れなくなって、破綻が続いています。

さて話しを自動車トラック業界へ戻しますが、トヨタに代表される日…

続きを読む

第2342回

心に染みる野口レポート

野口賢次さんの発行している「野口レポート№146」が届きました。相続争いの解決を得意とする、川崎市に在住する街の不動産屋さんです。親交を頂いて、もう15年にはなると思います。小欄でも度々、登場願っています。

家業のガソリンスタンドを廃業して、不動産業へ転身した野口さんは、麺業を廃止して不動産業界へ転身した私と、よく東京での勉強の機会に出会っていました。アメリカへも、ニューヨークで行われた日米不動産セミナーへご一緒しました。一週間以上、相部屋でした。その節は、ご迷惑をおかけしました。

今月の野口レポートは、姉妹間の確執について、実際の体験談をお書きです。野口さんは、実際に体験した話しか書きません。それがいつも、心に染みるのです。

野口さんは姉の代理人として、妹さんの所へ話し合いに行きます。最初は「けんもほろろ」に追い返されるのですが、人柄の野口さんはそれでもニコニコ顔で、妹宅を訪ねます…

続きを読む

第2341回

高松大学学内合同企業説明会

現3年生(平成22年春入社)を対象にした、高松大学学内での企業説明会です。平たく言うと、企業が大学へ行って、企業の業務概要等説明をして、学生の質問等に答えるというものです。

冒頭に、これで最後になる委員長挨拶で、「双方に超氷河期が到来する」と立場上のコメントをしました。双方にと言うのは、「中小企業」と「学生」の両方という意味です。

大手企業の採用手控えは、来期に限れば必ずあると思います。であれば学生さんが、中小企業へ流れるかと言えば必ずしもワンウエーではなくて、フリーター、パートアルバイトの方がまだましだ、いや一層のこと「ニート」の方が格好いいとか訳の分からぬ理由で、正規雇用を敬遠する動きになるとも考えられる昨今です。

アメリカに端を発した経済危機の影響が、色濃く日本へも押し寄せて、今期350名(入社は来年春)の内定取り消しが騒がれていますが、これからまだまだ増えると思います。私も今…

続きを読む

電話で相談 メールで相談