高松松平家墓所仏生山町法然寺国史跡に
大名家墓制の貴重な資料として、国の文化審議会は16日、高松市仏生山町とさぬき市にある「高松藩主松平家墓所」を国の史跡に指定するように柴山昌彦文部科学相に答申した。近く答申どおり告示され、県内で初めての国史跡の大名家墓所となる。四国では、徳島藩主蜂須賀家墓所(徳島市)、土佐藩主山内家墓所(高知市)に続き3件目、全国では27件目。
県教委は、「特に法然寺の墓所は境内も含めて浄土宗の極楽浄土を具現化した空間構成で、一つの思想をここまで反映した大名家墓所は全国でも例がない」としている。法然寺は、松平頼重公が再興して菩提寺としており、県教委は、「頼重公が当初から後の藩主の墓まで考えて計画的に作ったのではないか」としている。
仏生山町周辺では頼重公の諡(おくりな=戒名)、龍雲院殿雄蓮社大誉孤峯源英大居士の「龍雲」を冠した名前が多い。「龍雲地区・龍雲中学校・竜雲うどん」など、「龍雲」を頂く。最も頼重…