会長日記

第3184回

福島原発一進一退が続く

何とも落ち着かない毎日です。もう一ヶ月したら東北地方にも桜が咲いて、その頃になると、「ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ 〔紀友則〕」

というのも分かりますが、現実に散るのは、日々迫り来る被爆の恐怖です。

東京消防局や自衛隊の必死の放水活動で、難は回避されたと安心したとたんに、原子力建屋から煙が上がっているとの報道がなされています。色も白ではなくて、若干の色が付いているらしい。水蒸気の白ではなく、明らかに何らかの物が焼けている証拠です。作業員は全員待避で、作業がまた止まります。

油かも知れないし、ビニール系の、もしかしたら今通電を急いでいる電気経路の電線被覆かも知れない。いろいろな心配が、また原子炉の水位とは逆に高まってきます。最終的には、各炉の冷却システムが回復しない限り、抜本的な解決にはならないことも、国民はみな知っています。

食の安全もこれから取りざた…

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第3183回

東日本大震災から9日ぶり石巻市で2人救出

今回の地震で、最大の出来事で、しかももっともやっかいな原子力発電所での事故、それも炉心の溶融につながりかねない大惨事に、全国全世界の目が注がれています。日本が、世界の舞台に立っています。その舞台で、消防職員も自衛隊も、突然舞い込んだ未知との遭遇で、実に果敢に闘ってくれています。日本人の誇りです。

そんな暗い話の中で、やっと救出劇がありました。これまでも自衛隊だけでも10万人が投入されて、がれきの下を検索して、救出を試みていますが、このような吉報はほとんどありませんでした。それだけ今回の震災の被害は、重層式になっていて、上から目線では救助もままならないようです。

大きな船が、そこかしこに鎮座しています。どうやって撤去するのかと心配しますが、大型ヘリでも、大きい物の撤去は、やっかいでしょうね。そしてまた、今年の日本列島は寒い。低体温症も、東北では多くの人がこうなっていると言います。着の身着…

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第3182回

福島原発1号2号機に送電線3号機には自衛隊の消防車放水

私は、政府がよくやっているとは言わないが、警察消防自衛隊の3身一体の放水活動には、賛辞を贈りたい。いずれの組織も、命令がなければ動けないのですが、命令一下、実に迅速に動き成果をあげています。備えているのですね、次は俺の番だと。

放水であれば、長時間決められた所に水を当て続けています。実に見事です。それも無人で放水が出来るとか。それでなければ、長時間の放水は出来ませんよね。しかしこれで温度が下がるかどうかは、彼らの責任ではありません。

また福島県内で採取された原乳から放射能とか、茨城県内で生産されたほうれん草から、食品衛生法の暫定基準値を超える放射性物質が検出されたとの報道が、やはりはじまりました。幾ら微量とは言え、この事故で被爆していることは、子どもでも分かります。誰も、食べる気はしません。

何を置いても、福島原発の沈静化です。これが治まるかどうか、おさまらなければ日本は地震津波以上…

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第3181回

東日本大震災から1週間試練が続く

世界先進国からの援助の手が、日本の円高阻止という一面でも散見されます。先進7カ国が為替に協調介入して、日本円の独歩高をともに防いでくれています。一時1ドル=76円25銭をつけて、あの1995年平成7年4月の79円75銭を、約16年ぶりの最高値を更新しました。そこに、7カ国の手助けが入りました。

円高も、輸入品の原油などの買付には一面効果的ですが、いずれにしても急激というのがしんどいところです。自国の通貨が強くなるのは、長い目で見れば嬉しいことですが、今回の地震や津波のように、突然それも大きなものは、衝撃波で受ける方は体力勝負になります。

いみじくも1995年は、1月に阪神淡路大震災がおこった年です。夏か秋に海外へ行きましたが、やはりお得感がありました。反面輸出では、大変な目減りの企業もあったことでしょう。やはり徐々にじわじわと、経済も自然も変化しないとついて行けません。

この協調介入…

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第3180回

社長日記もほんの少し役に立ちました

さいたま市浦和にお住まいのご婦人から、宮本嘉二の消息を尋ねる電話がありました。明大の関係者で、家屋が家具付きで空いているので、石巻市に住む宮本さんに提供したいという申し出でした。

ご婦人の子供さんが、ネットで「宮本嘉二」を検索したら、小欄に記載があって私に電話を頂いた経緯のようです。この件を千葉の湯川正に伝えていたところ、「宮本嘉二」本人から生きているとの連絡が入りました。本人の携帯電話は津波で故障したとか。人の携帯電話を借りての電話ですから、長居は出来ません。生きているとは聞いていましたが、実に嬉しい電話です。

そして小欄が、多少でも世の中のお役に立ったかと思うと、毎日続けていて良かったなと自分を励ましております。それにしても、ITの発展は凄いですね。毎日迷惑メールで辟易していましたが、清濁併せ呑むのも必要ですね。

ところで本日、所属団体のススメで、義援金ボックスを作りました。この…

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第3179回

雪花が舞う四国高松東北はもっと寒かろう

高松にあって、昼から雪花が舞っています。風も強く、寒さが帰って来ました。外気温度は7度と表示されています。朝の天気予報でも言っていましたが、東日本大震災で被災された東北地方にお住まいのみなさん、大変寒い目をさせてすいません。とりわけ、避難場所での仮住まいをされているみなさまに、この寒さは堪えると拝察します。

灯油軽油重油が、大変不足していると聞いています。こればかりは、私にはどうにもなりません。せめて義援金をと思い、アパマンショップネットワークを通じて些少、ライオンズクラブを通じてもほんの些少、そして「讃岐の麺」を、仙台市の松栄不動産内4団体合同緊急対策本部宛に贈りました。

姑息な手段かも知れませんが、郵便局へ、「定形外郵便」として、1辺の長さが60㎝以内、3辺の長さの合計が90㎝以内、重量が最大4㎏までなら持ち込めます。トラック便はすべて荷受け中止になっています。今開いている窓口は、…

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第3178回

東日本大震災での吉報

次々に高濃度放射線漏れレポートが続くなか、18時過ぎ、ちょうどライオンズクラブの例会が始まる前に、明大同期卒湯川正から携帯電話がありました。「嘉二が生きている。自宅(石巻市湊字田町)の1階がダメで、2階に親兄弟が寄り添って生活している」という知らせです。「そうか!よく知らせてくれた」、その場はその程度の会話で終えました。例会が始まります。

そして夜10時半頃に、こちらから石巻へ電話を入れました。当然つながりませんでした。次に、千葉市に住んでいる湯川正へ電話を入れました。宮本嘉二の娘さんから無事を知らせる電話があったというのは、夕方の一報で聞いていました。

ところで震災の11日は、湯川正も都内から、千葉市中央区の自宅マンションまで40㎞を8時間かけて歩いて帰ったそうです。帰宅難民です。時速5㎞は、信号待ちを考えるとかなりの早業です。あいつ密かに鍛えておるな。

そのような電話の最中、15…

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第3177回

福島原発核燃料が全露出今度は2号機の炉心溶融か

「東日本大震災」と名付けられた11日からの一連の地震ですが、やはり一番の関心は、東電福島原発の放射線漏れです。とは言いながらも今も、微量の放射線漏ればあるようですが、本格的炉心崩壊による放射線漏れ、つまりコントロールを完全に失った原発の原子炉が恐ろしいのです。

ここで海水を入れてでも炉心崩壊を未然に防ぐか、「メルトダウン」に至るか、日本人が試されているところです。1号機の発生水素を逃がす弁が手動装置であって、点検を怠りさび付きによって機能しなかったというニュースも聞きました。同時に東電の社員ら7名が被爆したとも伝えられています。被爆を覚悟した行動だったかと思います。

いま最前線で働く人に、四国の罹災が何もない私が述べるのも如何なものかとは思いますが、祈る気持ちで、ここ一番踏ん張っていただきたい。日本人の世界の人たちの命の尊厳がかかっています。福島の原発事故の結果が、四国の伊方原発にも九…

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第3176回

東日本大震災は世界最大級マグニチュード9.0と訂正

11日14時46分の地震発生から、時間の経過と比例して甚大な被害の状況が鮮明になり、戦慄すら覚える被害地の惨状です。特に、東京電力福島第1原子力発電所1号機の「炉心溶融」で、微量とは言え被爆者が出たことは憂慮すべきことです。加えて同所3号機も、一部溶融状態で、水素爆発の危険性が大きいようです。

また津波の爪痕も、各地で報告がなされ、テレビ新聞等の映像はあまりにも悲惨で、この世のものかと疑いたくなる状態です。一体どこから手を付けたらいいのか、消防自衛隊もお手上げのようです。敗戦直後の町の写真を目にしたことがありますが、まさに焦土と化した国土の惨状です。

象徴的に語られる、都市中枢部での船、飛行機はたまた多くの自動車の残骸に至っては、人力ではどうにもならない状態です。第一取り除いても捨てる場所がありません。家がない、物を販売する店もない、電気等のインフラもすべてなくなった状態です。

さら…

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第3175回

東日本大震災で福島第1原発国内初炉心溶融

まさかと思う今回の地震と津波と火災ですが、時間の経過とともに被害が広がっています。被災された国民のみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。太平洋沿岸の東北から関東に至るまで広い範囲に被害が拡大し、首都圏の交通までもがこれほど長期にわたり復旧しないことに、被害の大きさを実感します。

そしてまさかの頂点は、東京電力の福島第1原発1号機で、あってはならない国内初の炉心溶融が始まっているという現実です。「原発は安全」と国は言い続け、であるなら銀座のまん中に作りなさいよと揶揄されていたものが、現実の恐怖として、原発周辺の住民に迫っています。

枝野幸男官房長官は、内部の原子炉格納容器は破損しておらず、中央制御室も正常に稼働しているという。東電は12日夜、原子炉圧力容器内の温度を下げるため、消防ポンプを使って海水を直接注入して炉心を冷却しているそうです。しかしこれには最低5時間、プラス数時間、そし…

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