会長日記

第6603回

もう元には戻さないHITACHIのテレワークと在宅勤務

新型コロナウィルスの感染拡大を受け今春、約2万2千人の国内社員が一斉に在宅勤務を始めた日立製作所。導入から約1ヶ月たった4月下旬の副社長会議で、収束後も在宅勤務を続けるか議論となった。最後は社長の東原敏昭が言い切った。「これは日立がもともとやりたかったことだろう。もう元には戻さない」、働き方の新常態(ニューノーマル)を作っていく。

社員の働く意識を変えるという難題に、約10年挑んできた日立。社内に深く根付いていた終身雇用や、年功序列を前提とした日本型雇用が厄介だった。「人事制度を世界共通にしてくれ」。日立は2008年、このサブプライムローンが不良債権化することにより、世界中で売りさばかれたデリバティブ商品が大暴落、こうした商品を大量に抱えていた金融機関が次々と倒産した。これがリーマンショックである。

この年後日立は、当時製造業で過去最大となる7,873億円の連結最終赤字を計上した。海外…

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第6602回

膨らむ都市の『負動産』空きを生かせぬ駐車場

千葉県にある、築浅の約30戸の分譲マンション。ここの管理組合が、駐車場の負担問題で揺れている。住戸は埋まっているのに、機械式の立体駐車場が満車時の3分の1しか使われておらず、維持管理費などを十分に賄えないためだ。地方都市ではマンションは、そのグレードもさることながら、駐車場が住戸の2倍程度ついていることが売れ筋の常識だった。

駅に近いうえ、カーシェアリングが広がっている。高齢者の運転免許証の返納も増え、車を持たない住人が多くなった。負担軽減のほか、浸水リスクを減らすため駐車場の地下部分をなくしたいと自治体に打診したが、条例を盾に断られた。多くのマンションは、自治体の条例などで、一定の駐車場の設置が義務づけられている。こちらは一向に、変わらない。

この物件の場合も条例で戸数の50%以上、最低でも十数台分の駐車場を確保しなければならなかった。マンション管理業協会(東京・港区)の調べでは、都…

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第6601回

とんび

ご存じ重松清の小説『とんび』(角川文庫刊)の映画化、25日はNHKBSで『前編』と『後編』の両方を鑑賞しました。広島県を舞台に、妻を失った父親が息子の反抗期や学校でのトラブル、受験、自立、意外な女性との結婚など様々な困難に直面し、不器用に戸惑い、悩みながらも息子の幸せを第一に考え、周囲の支えを受けながら男手一つで息子を育てた父の半生と親子の絆を描いた作品です。

過去にも観たことがありましたが、『後編』は覚えていませんでした。きっと飲んだくれて白河夜船、うとうとしながらうたた寝だったのでしょう。それで、覚えていないのだろうと思います。あの堀江貴文氏が、収監中に独房で読んで涙したと聞いたことがあります。涙なくして、観ることは出来ません。

堀江貴文氏だけでなく、私もかみさんも今日は泣きました。主人公「やっさん」の父親が、幼少期離婚で自分の元から去ります。母親も他界していて、天涯孤独の少年時代…

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第6600回

対サイバー攻撃民間と人材育成河野太郎防衛相談

政府や小池百合子東京都知事のSTAY・HOME令で、民間の企業は「テレワーク」を取り入れ、出勤を極力押さえる方針をとった。それが奏功してか、一時期PCR検査の『陽性』が減ったかに見えたが、ここへ来て23日は、全国の感染者が981人と4桁に迫った。不動産業界の専門紙では、今後さらに、店舗事務所面積が激減するのではないかとの心配が広がる。

それに呼応するかのように、テレワーク等のセキュリティーが余りにも脆弱で、社内機密が抜き取られる被害も言われ始めている。事業所間は、プログラムのみならず、通信回線もセキュリティーがしっかりしている。それに比べて、自宅等では光通信回線だとは言いながら、セキュリティ面は、これまで全く対策が取られていない。

過去のサイバー攻撃対策は、ウィールスなどを仕込まれて、データー破壊などの『愉快犯』的存在誇示現象に対処するケースが多かったように思うが、昨今言われているのは…

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第6599回

待っていた球児たちの熱い夏香川県高校野球開幕

香川県高野連が独自に開催する県高校野球大会が23日、県内2球場で開幕しました。待ってましたと、高松商VS高松東の試合を観に、遠い『レグザムボールパーク丸亀』まで出かけて行きました。ところが許された観客は、選手の保護者ら事前に登録した者に限定、私は渋々帰りました。そもそもコロナ禍による長期休校で練習時間が限られた中、懸命に調整してきたナインのためのモノで、当然と言えば当然。

しかしこんな田舎で、それもマイカー移動で球場もガラガラ、離れて座っても十分な広さがある。「密閉・密集・密接」とは思わないが、しかし決まっていることに異存を挟んでも仕方ない。帰りは、かねてから立ち寄ってみたいと願っていた「昼食」を食べて、帰りました。「お早いお帰りで」と笑われました。

その試合結果は7回コールドで、高松商10-1高松東。まずまずのスタートを切ったようであります。新型コロナウィルスの影響で、春の選抜大会が…

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第6598回

米政府8月から取引排除中国五社製品使う企業を

米政府は2019年8月13日から華為技術(ファーウェイ)、ZTEおよび警察などの特定用無線で世界シェア1位のハイテラ(海能達通信)、監視カメラ業界で世界シェア1位のハイクビジョン(杭州海康威視数字技術)、同2位のダーファ(大華)など、中国企業5社の製品を使う企業が米政府と取引することを禁じる法律を施行する。

それが対象の日本企業は800社を超え、該当する中国製品の排除が必要となる。米中対立の激化で、世界のハイテク市場の分断が加速する。中国製品への依存を強めていた日本企業の調達戦略も、修正を迫られる。7月14日付けの官報で、『国防権限法』を8月13日から実施するための暫定規則を掲載した。

『国防権限法』は、米国の国防予算の大枠を決めるために議会が毎年通す法律。2018年8月13日に成立した、19会計年度(18年10月~19年9月)は、中国に情報や技術が流出するのを防ぐため、輸出規制を強化…

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第6597回

高松栗林ライオンズクラブ第1386回2020年7月第2例会

7月第一例会を欠席した私には、久しぶりのリアル例会でした。ライオンズクラブは、みんなで一緒に汗をかき、ほんの少しだけの社会貢献をするというのが本分です。それが新型コロナウィルス感染拡大のため、社会奉仕のアクティビティーは勿論のこと、月2回の例会すらままならない状況が続いています。

7月に新体制が始まり、今期はと期待していた私は、今日の県民ホール6階「レストラン・シレーヌ」での例会にがっかりしました。ここは料金も格安で、内容もB級グルメの食事で私にはぴったりであります。カレーと焼きそばが定番のはずが、今日はそれがなくて何と弁当でした。速く済ませて、家へ帰ってお食べなさいと言わんばかり。

例会の内容にも工夫がなく、次第を片付けるだけであります。今の時代、ライオンズクラブの100年の伝統が変わることはあり得ることかと思いますが、人とヒトとの絆が切れることはありません。今のコロナ禍で、奉仕活動…

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第6596回

高松藩家老木村黙老と平賀源内と解体新書

今年4月10日(金)の四国新聞に、『ディープKAGAWA2020ミュージアム編』と題した記事が掲載されていた。県立ミュージアム専門学芸員・上野進氏の投稿かと思われます。なぜか気になり、切り抜いていました。江戸時代後期の、高松藩家老であった木村黙老(もくろう1774~1856年)。幅広い活動で知られるが、その作品の中でも、誰もが知っているのは「平賀源内肖像」だろう。キセルを銜えている、あの肖像だ。

黙老は、生きた時代が違うから源内を知らない。源内をよく知る老人から、聞き取りをして描いたという。また黙老は主著「聞くままの記」で、源内が高松藩を辞職した事情や、源内晩年の殺傷事件も伝えている。実はわれわれがイメージする源内像は、黙老の情報に頼るところが少なくない。源内肖像は平賀源内全集に収録されて、高松松平家歴史資料館にあるようです。有名な、あの絵であります。

ところで高松松平家には、江戸時代…

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第6595回

香川発高松市など2市1町の広域連携で防災に強いまちづくりに挑む

インターネットで米中貿易戦争後の記事を読んでいて、偶然高松市の防災記事が目に飛び込んできたのです。ニュース源は、産経新聞のネット配信。香川県高松市は、持続的に成長できる都市の実現のため、『スマートシティ政策』を積極的に展開している。IoTによる幅広いデータ収集と共有によって、市が抱える課題の解決とイノベーションを目指す。

その手始めとして、氾濫の危険性が高い河川などの水位を見守るシステムを整備した。河川の水位などの情報をリアルタイムで入手し、被害状況を早期に把握し、住民への早期の避難誘導など安全・安心なまちづくりに役立てる。防災に力を入れている象徴として、市庁舎横に『防災センター』を新設して、市消防局も入所し、総合防災体制を常態にしている。

今から16年前の2004年8月30日、台風16号が九州、四国地方を通過した。不運なことに、瀬戸内地域は年間で最も潮位の高くなる大潮の満潮時刻と重な…

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第6594回

中国長江流域の豪雨で氾濫警報三峡ダムは警戒水位超える

17日のネット報道では、三峡ダム、昨日から丸一日以上、放水中だということです。昨日は、排水口は1つだけ開放されていましたが、今朝から2つ開放して放水しています。にもかかわらず、水位は上昇している。ダムに流れ込む入水量が毎秒50,000㎥を超えてきており、出水量の毎秒32,000㎥を超過しているためです。

毎秒30,000㎥の水を24時間放水しつづけると、26億㎥になります。琵琶湖の水量が275億㎥ですので、琵琶湖の10%の水が昨日から放水されていることになります。入水超過のため、じりじりと水位が上昇しています。ダムの計画高水位は175mのため、まだ20m弱の余裕がありますが、このペースが続くと、概ね5日~6日後には175mに達します。

入水超過が6日間も続くかは分かりませんが、単純計算ではそうなります(ダムそのものの高さは185mです)。三峡ダム近くの重慶市周辺でも、大雨です。この状況…

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