名取海岸林再生現場へ入る
東日本大震災からの津波で、被害を受けた海岸林の復興作業が、震災から程なく始まってもう12年以上続いています。いま、海岸のマツの苗は人間が備えた風よけ、砂よけの柵によって守られています。マツが人間を風や砂から守り、さらには津波などの自然災害と最前線で戦えるようになるまで、まだ長い月日がかかります。オイスカはその保育までを、この先もやろうとしています。
「一つのNGOでも、志と情熱をもってことに当たればこれだけの成果をなしえる」と経済学者で公益財団法人オイスカの会長渡辺利夫氏は、『松がつなぐあした(小林省太著・愛育出版)』の増補改訂版の帯に書いています。ざっと言うと100ヘクタール(野球グランド100個相当の面積で500Mの幅では20㎞に及ぶ)にマツの苗37万本を種から育て、1本1本手で植える前代未聞のプロジェクトだった。
名取海岸林再生プロジェクト10カ年計画は終わり、その成果として『海…